我が町内会には、子どもたちによる『かさんぼこ』というお盆の風習がまだ残っています。
町内にある三つのお地蔵さまの前で、お念仏をあげてから、夜になって初盆のお宅に行き、亡くなった人の霊を慰める念仏をあげるのです。
小学生、中学生の男の子だけでは少ないので、最近ては女の子も入るようになりました。
夜、初盆のお宅で「きーんみょーぉぉちょぉらぁーい」とお念仏が始まると、また改めて亡くなった人のいない寂しさが込みあげる思いがします。
(下の写真は) 台八車(超レトロです!)に女松、赤いちょうちんを19個付け、太鼓を乗せてたたきながら歩く『かさんぼこ』